2018年度入学の私が4年間大阪大学工学部電子情報工学科で学んだ経験から、電情の学生が知っておいたほうがいいなと思う情報をまとめたものです。

新入生や情報系の学生向け・院試関連の内容もあるので、基礎工の情科の方でも参考になるかもしれません。

2018年度入学における情報なので、今は役に立たない情報・参考にしないほうがいい情報が含まれることがあります。参考にする場合は自己責任でお願いします。 特に2020年あたりに大きなカリキュラム変更がありました。また今後どのような変更があるかは分からないので注意してください。

4年間の大体のスケジュール

1回生

豊中で1年かけて一般教養と専門分野の基礎を扱う講義と実験を受講する。 週20コマ程度の授業を毎日受けていた。

2回生

吹田へキャンパスが移る。 2回生の前期のはじめに「情報通信」と「電気電子」の学科目分属がある。各学生の希望をもとに1回生の成績順に決まる。 2回生の後期のはじめに「情報通信」に分属されていた人は「情報」と「通信」に、「電気電子」に分属されていた人は「電気」と「電子」にさらにコース分属がある。各学生の希望をもとに成績順に決まる。 ほとんどが専門分野の講義となる。毎日授業を受けていた。

3回生

専門分野の講義の内容が更に濃くなるが、コマ数は少なくなって1週間のうち講義がない曜日を作れたりする。 多くの人は3回生の終わりまでに必要な講義を受け終わる(単位を取り終わる)。

4回生

各コースごとの研究室に配属される。(これも各学生の希望をもとに成績順) 最初の2~3ヶ月は研究室で論文を読んだりして卒業研究のウォーミングアップをする。 その後は8月の大学院入学試験(通称 : 院試)まで院試勉強をする。 院試後は少し夏休みをした後、卒業研究を2月まで行う。 最後に卒業論文を書いて発表を行い認定を受け、全ての単位が取りきれていれば卒業。

電情に関しては大学卒業後ほとんどの人が大学院へ進学する。大学院は修士課程(博士前期課程)が2年、その後に博士課程(博士後期課程)が3年となっており、大体の人が修士課程を修了した後に就職する。

Tipsまとめ

大学生活を通して

KOAN, CLEはよく確認する

授業の履修情報や通知などが掲載されるKOANと課題の情報が集まるCLEには、出さないといけない書類・レポートその他進級に関わる重大情報がスッと流れてきます。 「知りませんでした」は通用しないので日常的な確認を習慣付けておきましょう。

知り合いに分属の希望調査の提出をミスって希望のコースに行けなかった人がいます😭

友達は大事

大学は情報戦。レポートの提出期限とか過去問の情報など共有して一致団結で乗り切りましょう。

あと頼りになる先輩と仲良くなるのも大事です。過去問や上回生の経験談を教えてもらうと大学生活が安定します

頑張って勉強する

「4年間の大体のスケジュール」で紹介したように、電情では2回生で2つの学科目に別れた後さらにそこから4つのコースに、4回生で研究室に配属されます。これらは全て各学生の希望をもとに成績順で決まるので、希望するコースや研究室を目指すには良い成績を取り続ける必要があります。

周りも自分と同じぐらいの能力の人が集まっているので頑張らないとあっさり競争に負けます。電情は扱う内容の幅が大きいのでどの分野を専攻するかが後の人生にも大きな意味を持ちます。最初から暗い話で申し訳ないですが後悔しないようにしてください。

あとそもそもちゃんと勉強しないと単位すらも取れないので…。

「阪大は単位が大阪湾に沈んでいる」とよく言われますね

よく遊ぶ

普通に遊ぶという意味でも、自分の知識を広めるという意味でもよく遊んでください。 大学の夏休み・春休みは約2ヶ月あって、さらに宿題がありません。はい、宿題がありません。1年の1/3が何にも縛られずひたすら自由な時間になります。 長期休みが終わった時に「特に何もしなかったな」となる瞬間は辛いので、いっぱい遊びましょう。

チャンスは無駄にしない

大学で過ごしていく中で、自分が興味あることに関連したチャンスが巡ってくることがあります。例えば留学やインターンであったり、大学教員と1対1で話せる機会だったり、はたまた色んなバイト募集などさまざまなチャンスに出会うことがあります。このとき積極的に動けるかどうかで後で見える景色が変わってきます。 このような自分の興味ある情報にアンテナを張りつつ(怪しいものには付いていかず)、フットワーク軽く動いてチャンスをものすることで自分の可能性をさらに伸ばすことができます。 ぜひ大学時代でいろんなことにチャレンジしてみてください。

いろんなことをちゃんと調べる

大学生になると自分の判断で決めることが多くなります。怪しい情報に惑わされたり、損をしないためにも自己防衛として裏付けを取りながら調べることを徹底しましょう。

1回生

(豊中で活動している)サークルに入る

最初で最後の豊中という多様性あふれるキャンパスに通える1年です。1回生でなくてもサークルには入部できますが、2年からはずっと吹田キャンパスに通うことになったりでハードルが上がるので豊中で活動しているサークルには1回生の最初に入るのがおすすめ。阪大は全国色んな所から学生が集まるので、交友関係のみならず自分の見識を広げるという意味でも楽しみたいところです。

吹田キャンパス、別名「吹田男子工業大学」

クロバスを買う

3月から4月にかけて豊中福利会館前で売っている、一般教養の講座情報がまとまった最強の冊子(500円)。単位の認定が厳し目な地雷講座を避けることができ、500円をはるかに上回る価値があります。

しかし、クロバスでおすすめされている講座に希望が集まりすぎて抽選落ちする、はあるあるなので賢く使いましょう。(手堅く中堅の講座を第一希望にしておくとか) あとクロバスでは評判が良くなくても実際受けてみたら特に何も言うことがない講座だった、ということもよくあるので、クロバスに振り回されすぎず、楽しく講義を受けてちゃんと勉強して単位を取りましょう。

単位は取りきる

(例の感染症が流行る前の話なので今はどうか分かりません)

2回生からは講義が吹田に移るので、必修を落としてしまうと「再履バス」という学内連絡バスでわざわざ豊中に移動して講義を受け直す必要があります。これは時間割で前後の授業コマを開けないといけなかったり、そもそもバス移動がキツかったり、とっても面倒なので1回生のうちに取らないといけない単位は取りきるようにしましょう。

2回生, 3回生

単位は取りきる

1回生と同じ話、ですがとっても重要です。3回生までに単位を取りきらないと4回生で講義を受ける必要があります。4回生は院試と卒論で大変なのでさらに講義を受けるのはきついですし、院試や卒論に影響が出るかもしれません。ちゃんと単位は2回生・3回生のうちに取りきるようにしましょう。一発で単位をとって再履修しないのが一番楽です

落単は大学生のあるあるイベントなのでそこまで気落ちせずに切り替えていきましょう

興味ある分野に取り組んでみる

サークルやバイトをやりつつも、余った時間で自分への投資として興味ある分野に自主的に取り組んでみることをおすすめします。講義で教えてもらう内容以上のことを自学自習してみたり、学内・学外のプログラムやリソースを活用してみてください。 特に自分が詳しい情報分野についてはおすすめをこのページの下の(おまけ)課外活動で情報分野を学ぶでまとめて紹介しています。

4回生

院試は情報戦

もし4回生で配属された研究室と同じ研究科を受験する場合は、研究室に院試の過去問があるので心配は要りません。もし別の研究科や他の大学へ移る場合は先方にアポを取って見学しに行ったりして情報収集をしましょう。

院試勉強はひたすら耐えるのみ

ひたすら過去問を解く日々が2~3ヶ月ぐらいあります。本当に精神が擦り切れるのでひたすら耐えましょう。長丁場なので適宜息抜きを入れたほうがいいです。

卒論はなんとかなる

無事院試が終われば卒論ですが、担当の先生と定期的にしっかり打ち合わせを行って頑張れば基本的になんとかなるものです。(頑張れば、です)

「卒論は参加賞、修論は努力賞」だそうです

その他のTips

時間割のスクショを事前に取っておく

時間割は学生向け情報サービスのKOANで見れますが、4月の授業開始第一週の朝はKOANが混雑でアクセスできなくなります。 教室の場所が分からない、でも調べようとしても何も表示されないという悲劇が起きる(しかも第一回の授業の冒頭は単位の認定方法など大事な情報が伝えられることが多い)ので必ず教室番号やZoomリンクを保存しておきましょう。

一回生の最初の頃は地図も保存しておくといいです。豊中総合学館どこ〜、サイバーメディアセンターどこ〜ってなります。

あと期末テストが終わった後、長期休み中にKOANで成績が発表されますが、ほぼ毎回アクセスできなくなるので気長に待ちましょう。

教科書は買う

教科書はいらないという人もいますが、買って読むのも楽しいですし、多くの授業で使うので買いましょう。

語学・専門の授業はほぼ必ず必要になります。(別に買わなくてもいいとされている参考図書に意外と重要な情報が載っていたりします)

過去問に頼りすぎない

過去問はあくまで過去問なので、多くの場合別の問題が出ます。(大学の先生は気まぐれなので突然傾向が変わることもあり) 参考にとどめて講義と教科書の内容を理解しましょう。

マイクは音質がいいものを早めに買う

最近は何でもオンラインになり、マイクの音質をちゃんとしていないと不利益を被ることがあります。(特に就活のオンライン面接ではとても大事です) 頻繁に壊れることもないので、投資として早め(入学時)にパソコンで使える音質の良いものを手に入れて、パソコンに最初から付いている内臓マイクは使わないようにしましょう。 Apple EarPods with 3.5mm Headphone Plugがおすすめです。パソコンのヘッドフォン端子がマイクに対応しているか確認が必要ですが、音質がいいですし携帯もできます。 私はさらにこだわってHyperX SoloCastをマイクアームに付けて使っています。少し値が張るので参考までに。

OUMailを使いこなす

阪大生には一人ずつ~@ecs.osaka-u.ac.jpのメールアドレスOUMailが配られます。osaka-u.ac.jpドメインはとんでもなく信用力があり、色んな場面で重宝します。 もちろん大学の教員と連絡を取るときはOUMailを使いますし、学生向けに本来は有料のソフトウェア製品やサービスを無料で提供するプログラムに登録するときに使えたりするのでぜひ活用してください。 情報系ならGitHub Educationに登録すれば高性能IDEのJetBrains製品を使えたり、ドメインを無料で取れたりできます。

OUMailのアカウントからMicrosoft Officeを5台までインストールできます(2021年現在。変更があるかもしれないので最新の情報を確認してください)。 ですのでパソコンを生協以外から買うときはOfficeなしのものを買いましょう。 他にもOneDriveというクラウドストレージが1TBまで使える(2021年現在)のでレポートや資料のバックアップに活用してください。

マイハンダイアプリを使う

大阪大学公式の情報アプリです。スケジュール機能・まちかねっ!・連絡バス時刻表はよく見ます。

https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/public-relations/MyHandai_app

独断と偏見で選ぶ美味しい食堂メニュー

  • 豊中 図書館下食堂(通称 館下)の天津麻婆丼

言わずと知れた阪大名物。普通サイズでも結構量が多いのでSサイズが出てるときに食べます。

  • 豊中 生協福利会館のつけ麺(期間限定)

期間限定なのが残念だけど値段相応においしい。

  • 吹田 ラシェーナのハヤシライス

阪急ホテルが運営しているレストラン。景色がいい。少し値段が高いが量があるのでトータルで見るとコスパがいい? たまに自分のご褒美に食べます。

TOEICは早めに受けておく

(1回生や2回生のTOEICとは別の話です) 院試では英語の試験の代わりにTOEICのスコアを提出します。TOEICは慣れの部分も多いので3回生の後期ぐらいから計画的に受験してスコアを上げましょう。

Q&A

阪大の情報を色々知りたい

合格後、入学資料がまとめて送られてくるのですが、その中にあったHandai Walker 新入生歓迎号という冊子(学生が作っている)に色んな情報がまとまって載っていました。

あとは、工学部のBlogの阪大工学部の散歩道も役に立ちます。 他にも、どんなファッションやかばんを使っている人が多いかなどは大阪大学公式Instagramが参考になります。

詳しいことはサークルに入って先輩からいろいろ教えてもらいましょう。

第二外国語は何がいい?

どれを選んでもみんな単位を取って卒業していきます。面白そうな言語を選べばいいと思います。

情報系だと、最近は中国語の情報が増えてきています。

入学前に予習は必要?

勉強は入学後からでも全く問題ないと思います。のんびり過ごしたり、遊んだりして受験の疲れを癒やすのがいいと思います。 強いて言うならプログラミングは「慣れ」と「経験」が大きいので1回生の授業で扱うC言語を少しかじっておくと最初に躓くことは無いと思います。

プログラミングは「パソコンに向かって勉強する」よりかは「自然にできるようになることを目標にScratchやマイクラのように楽しく遊ぶ感覚で身につける」のがいいと思います。

実際に取り組むならAtCoderがおすすめです。

未経験者のアナタもハマる?競技プログラミング「AtCoder」って何だ? - テレ東Biz YouTube

在学中に資格はとったほうがいいですか?

情報系に関しては基本的に資格はなくても就職には困らない(専攻や研究の専門性を求められる)らしいです。 ただ、就活の時にESを盛り上げる何かが欲しいようなら、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験が有名だそうです。特に1回生では基本情報技術者試験と内容が被る講義があるので、講義と資格勉強を同時に進めて互いに補いながら勉強するといいでしょう。 他にも2回生には確率統計の授業があるので、最近注目が集まっている統計検定を一緒に勉強するのもおすすめです。

必修の科目ばかりであまり授業を選べていないんですが?

そうです。特に1回生と2回生の間は時間割の多くが必修の科目になります。3回生になると多少選べるようにはなりますが、各講座にAとかBなどの区分が振られていて、Aは何単位必要、Bは何単位必要と考えながら選ぶ必要があったりします。

大学生協ってなんですか?

職域による消費生活協同組合の一種。大学にいる人向けに購買・食堂・本屋・保険・旅行などのサービスを行っている組織です。

購買では飲み物や食べ物だったり、レポート用紙や白衣・保護メガネ・関数電卓など学業に必要なもの、大学マスコットキャラクターのワニ博士のグッズなどを売っています。 食堂は大学内にいくつか生協運営の食堂があり、そこを利用できます。(食堂は生協以外が運営しているところもあります) 本屋では割引価格で書籍を購入できます。教科書などもここから買います。 保険は学生総合共済保険を提供していたりします。契約すれば何か怪我をした時に申請すればお金が返ってくることがあるので窓口に相談しに行きましょう。 旅行では一般的な旅行プランや帰省時の交通手段の予約、自動車教習所の手続き(ちょっと安くなる)ができます。 他にも卒業アルバムやら色んなサービスを提供しています。大学にいる間は常にお世話になります。

組合カードがICOCAみたいにお金をチャージしてお釣りなく買い物できるので定期的にチャージしておきましょう。(注 : ICOCAは関西版のSUICAです)

ノートパソコンを生協で買うかそれとも自分で買うかについては、「パソコンについて色々理解できている」かつ「壊さない自信がある」なら自分で買うといいでしょう。生協販売のノートパソコンはサポートと修理保険の分高くなっているので「パソコンについていまいち理解できていない」または「壊してしまいそうで心配」なら生協で買いましょう。

研究室の選び方は?

3回生の終わりに研究室を選びます。多くの人はホームページに乗っている単語で判断するようですがそれはやめておいたほうがいいです。 「AI」だったり「IoT」とかの単語から想像するイメージと、実際に研究室で行われている研究は違うことが多いので、各研究室の研究業績ページからいくつか出版された論文を読み、具体的な研究内容を知るのをおすすめします。 また、どの研究室が成果を上げているか、というのも研究業績ページで提出されている学会のインパクトファクターを調べて、高難度の学会にしっかり論文を通すことができているかで確認できます。また、どんな科研費を取っているかも参考になります。「先生の名前 + KAKEN」で調べて科学研究費助成事業データベースからどんな研究課題でどれほどの予算を取れているか調べるといいでしょう。

ただ、研究の内容や業績以上に先生や先輩の人となりが大事なので、見学に行って実際に話してみるのをおすすめします。(メールで見学したい旨を伝えると基本的に歓迎してくれます)

大学の教員の「担当している授業の様子」「業績」「人となり」は必ずしも一致しません。それぞれを自分の目で見極めましょう。

また、まれに教授が数年内に定年を迎える研究室があります。この場合、教授の定年退職後は研究室がなくなったり、存続するものの新規の学生受け入れを停止するなど研究環境が大きく変わる可能性が高いです。自分が所属するであろう年数(卒論1年・修士課程2年・博士課程3年)を予測した上で事前に調べ、見学の際に質問しましょう。

(おまけ)課外活動で情報分野を学ぶ

情報分野を勉強したい方へ

大学の講義だけだとなかなか実践的なプログラミング力や知識を学ぶことができません。以下のサークルやプログラムを活用しながら情報分野を学んでみてください。

学内

大阪大学コンピュータクラブ OUCC

https://oucc.org/

大学公認のコンピューターサークル。プログラミングからゲーム制作まで幅広くコンピューターに関する活動をしています。参加者はプログラミング初心者から上級者まで幅広いです。

阪大競技プログラミング部 RAINBOU

https://rainbou.org/

大学公認の競技プログラミングサークル。競技プログラミングサイトAtCoder国際大学対抗プログラミングコンテスト(ICPC)への参加をしています。OUPCという独自の競技プログラミング大会の開催もしています。

競技プログラミングは決まった時間で与えられた動作を行うプログラミングを制作する、情報分野の短距離走のような競技です。(Heuristicコンテストという長距離走的な競技もあります)

AtCoderはプログラミングを学ぶ上でとても便利なサービスです。サークルに参加せずとも日常的に簡単な問題から解いていけばプログラミング力は確実に向上するのでおすすめです。

AtCoderの始め方 - Qiita

大阪大学CTFサークル Wani Hackase

https://www-int.ist.osaka-u.ac.jp/ctf/

サイバーセキュリティ競技CTFのサークル。いろいろなセキュリティの大会に参加しつつ、WaniCTFという独自のCTF大会の開催もしています。

CTFはセキュリティに関する問題を解いたり、他にもコンピューターの仕組みの深いところを突く問題も出る、情報分野の十種競技のような競技です。興味がある方はまずCpawCTFに挑戦してみてください。

CTF初心者が考えるCTF入門 - きなこもち。

大阪大学 AI & Machine learning Society

https://ai-medical.github.io/

医工連携のAIのサークル。機械学習/人工知能や医療応用に関する勉強会を開催しています。

Google Developer Student Club (GDSC) 大阪大学支部

https://gdsc.community.dev/osaka-university/

Google製品でソフトウェア開発やDXをやるサークル。Hands-on形式の勉強会などを開催しています。

学外

無料で参加できて、かつ就活時に役立つ有名なプログラムをまとめました。どれも応募が必要ですが、応募するのもタダなので積極的に申し込みをしてみるのをおすすめします。

セキュリティ・キャンプ

https://www.ipa.go.jp/jinzai/camp/

情報処理推進機構IPA(経済産業省が母体)が開催する人材発掘・育成プログラム。

情報分野のトップの錚々たるエンジニアが2ヶ月に渡って講義をします。まず実践的な情報分野の最前線を知り、他の参加者と交流を通して自分がどの分野に興味があるかを発見することができます。 セキュリティと名前がついていますが、セキュリティ以外の内容も豊富です。

対象は22歳以下の学生。

セキュリティ・キャンプ2021参加記【L-II】- ポタージュを垂れ流す。

SecHack365

https://sechack365.nict.go.jp/

国立研究開発法人情報通信研究機構NICT(総務省が母体)が開催する人材育成プログラム。

1年間で情報分野のトップエンジニアのもとでどうやってプロダクトを作っていくのかを実践し学ぶことができます。

プロダクトを作ることを主眼においており、2020年作品ページなどから過去に制作されたものを見ることができます。

対象は25歳以下。

SecHack365'20 参加記 - xryuseix’s diary progress

Google STEP

https://buildyourfuture.withgoogle.com/programs/step/

Googleが開催する、女性や障がいを持つ方などエンジニアリングの世界でマイノリティである人たちのための教育プログラム。

プログラミングは少ししかできないという方でも成長できます。

Google STEP教育プログラムでエンジニアインターンした話 - りらのひとりごと

各種ハッカソン

実際にものを作る、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた「ハッカソン」のプログラム。初心者でも参加できるものや規模に応じて様々なプログラムが開催されています。以下は日本で有名なハッカソンです。

JPHACKS

Hack U

Hack Day

これら以外にもたくさんのハッカソンが開催されているので、興味があれば調べてみてください。